SSイラストカラーリングブック ぬりえvol.01
裏移りが気にならない片面印刷で、合計40点のイラストを塗ることが出来ます。(○´ω`○)ノ
『SSイラストカラーリングブック ぬりえvol.01』はイラストレーターさんが出されているぬりえ本に近い仕様で、
描きおろしのイラストは表紙にも使われているmrkさんのこの一枚だけw
残りのイラストは、SS(スモールエス)に掲載されたカラー作品の線画なのだそうです。
そのためか、
しっかりくっきりと濃い線で描かれ、バッチリ塗り絵に適したものもあれば、
所々かすれて色が薄くなり、
塗り絵には不向きとも思えるものも混在しています。
中には、線が極端に弱く、
パーツの塗り分けが非常に難しいものも・・・。ヽ(;´Д`)ノ
塗り絵は、線で囲われたパーツの中に色を塗る遊びですから。
ぬりえ本で線がはっきりしないのは、結構致命的ですよね。
でも、そんなイラストたちも、
このぬりえ本ではアリなんですw
そのわけは、
巻末のインデックス。
こちらには全イラストのカラーオリジナル原画と、作家さんのプロフィールが合わせて掲載されています。ヾ(・ω・o)
ここまでしっかりカラー原画を載せてくれるなら、左ページがカラー原画で右が塗り絵ページという感じの見開き展開でも良かったのかなぁとも思ったりw
カラーページが増えるので販売価格はもう少し上がってしまうでしょうけど、原画の良さをより感じてもらえるんじゃないかしら?(*^ー^*)
マネっ子もしやすいし♪
そして、もう一つ。
塗り絵ページの裏にあたるページにもポイントがあって、
前ページの作品が掲載された書籍の名前や、主線や彩色に使われた画材まで明記されているんです。
ここまで徹底してるのはすごいですよね♪(≧∇≦)b
全てが原画ありき。
線画の魅力を伝えるべく、『SSイラストカラーリングブック ぬりえvol.01』にはセピア・黒・カラーと線画の色が3種類のありまして、
こんな風に線の一部に、色がついているものもあるんです。
これこそまさに、各イラストの下絵を塗り絵として使用しているからこそ起こることですよね。
( ´艸`)
あたしは最初このカラーの線画を見て、「こんなのは塗り絵じゃない」とひどくガッカリしたんです。
線に色がついてしまっていたらどうしてもその色に引っ張られてしまって、好きに色を塗ることなんて出来ませんから。(ノω・、)
でも、全てが原画ありきで出来たぬりえ本なのだと分かった今なら、その良さをちゃんと感じ取ってあげることが出来ます。
原画がカラーの線画であっても、白黒verにして印刷することは出来るわけですからw
それをしないでカラーのままで出すこと選んだ意味を、きちんと分かって理解してあげないと♪
(n*´ω`*n)
『SSイラストカラーリングブック ぬりえvol.01』はSS(スモールエス)イラストとタイトルにつけることで、SS(スモールエス)に使用したイラストが元になっていることを暗にほのめかしているのかもしれません。
でも、そんなこととは知らずに買い、
青い線で描かれた桜を見て、ガッカリしている人もいらっしゃるでしょう。
あたしが最初、そうであったように。
原画ありきのぬりえ本というコンセプトは非常に面白いです。
だからこそ、第二弾・第三弾と続編が出る時には、帯や内容紹介欄にだけにでもいいので、「人気作家のあの原画が塗り絵になって登場!オリジナル線画の良さを活かしたカラー線画ページもあるよ!」的なことを一言書いてあげて欲しいなぁと思いました。
からあげが食べたい人にハンバーグを出しても、「美味しい♪」と言って貰えるとは限りません。
ちゃんと希望の商品に巡り合えるように、売り手さんも努力しないとね!
それがお互いのためだもの♪(p*゚ー゚)乂(゚ー゚*q)
ということで、今回もそろそろおしまいです。
『SSイラストカラーリングブック ぬりえvol.01』の売りの一つでもある・・・
mrkさんの描きおろしイラストのメイキングも、見応えがありますのでお楽しみに♪
(@`▽´@)/
『SSイラストカラーリングブック ぬりえvol.01』は一人一人の作家さんへのリスペクトも忘れない、オリジナル原画をとても大切にしたぬりえ本でした♪
本日も、素敵なぬりえ本との出会いに心からの感謝を♪
(o^∇^o)ノ
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